”そうだ!” ”やってみよう!”

少年少女発明クラブ指導員の「つぶやき」

活動が再開

発明クラブの活動が2年半ぶりに再開。 子どもたちとふれって元気がもらえた。 非常勤で行っている大学での講義も今年度から対面で。 長い時間立ってられない。 コロナ禍でスポーツクラブでのリハビリを中断していた。 そのツケがまわってきたのかな。 またリ…

子どもの時代は 大人になるための準備段階ではない !

子どもの時代は 大人になるための準備段階ではない ! ]教育という言葉をどうとらえるか 。私たちが今持っている「教育」のイメージは、押し付け、教え込むという感じがある。でも、教育(EDUCATION)の語源(EDUCE)という言葉の本来の意味は、「教え込む」…

失敗の中から

大学院生に講義をしてきました。 最新の情報ではなく、遺伝子操作の黎明期の話。 今の実験はキットになっていて、添付書類の通り実施すれば結果が出る。 結果が出ないキットがおかしいと。。。 キットの試薬でどんなことが起こっているかイメージできない。 …

発明クラブの活動では「私語を禁止」しない。

クラブの活動ではでは子どもによく質問をします。思考力を鍛えるためには会話が大事だからです。大人が常識と思っていることを、子どもはまだ知らない。子どもは自分の持っている「知識」で考えて発言します。それに返す指導員との「やりとり」が大事だです…

「君たちは偉大だ」百瀬 昭次

本棚に 百瀬 昭次著「君たちは偉大だ」すばらしい自己に目覚める(偕成社)という本が置いてあった。 子どもが夏休みに感想文を書くために読んだいた本だそうです。 装丁は中学生の本という感じですが、読み始めたら止まらなくなり一晩かけて読んでしまいま…

イライラは欠食から

朝から「イライラ」している子がクラブにいる。朝食を食べてきたのと聞くと食べてないと。大学で脳科学の研究をしていた。その経験から考えてみた。 脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端から神経伝達物質を放出しています。それらによって次の細…

脳力と能力

子どもにはできるだけたくさん遊ばせてあげてください。遊ぶことによって賢くなります。 脳の基礎は5歳までに完成し、その基礎に個性が出てくるのです。 学校教育は考える事よりも問題を解くことが優先されます。公式を教えて、考え方をパターン化させ、難…

自分らしく生きる

「自分らしく生きるとは、やりたいように生きる」ことではない。人間は自分を自由に表現するために生きている。 今の自分は過去の学習と生活してきた環境が作り出したも。 ですから一人の人間としての自分らしさが存在するのではなく、親、家族、友人など自…

子どもの自然認識と科学的思考

自然は多様性と普遍性を兼ね備えています。 自然が身近にあること、さらに感動を分かち合ってくれる大人が常にいること、これら二つが大切です。こうした自然を通して子どもたちはなにを育んでいくのでしょうか。 幼児にとって、自然とは何であるのだろう。…

発明クラブの活動はゲーム

クラブの活動ははゲームそのもの。ゲームにはルールがある。ルールの範囲内で行動する。そのルールは「一般的、世間」という市場原理ではなく、信頼関係で成り立つ「和」である。 クラブというゲームの参加者はクラブ員、指導者。信頼関係が成り立てばだれど…

子どもの空間認識力を高める

クラブでは「アソコ」、「ソコ」「ソノアタリ」などという言葉はつかいません。上から、左から、真ん中など空間認識を促す語彙を意識的に使っています。その言葉から、頭の中でどうなるか視覚化するよう促すのも助けになります。 活動の中で説明書を見て工作…

「スライムと私」

「私がスライムに出会ったのは、今から20数年前のことです。 アメリカの中学、高校で使われている科学のテキストを翻訳していて、「スライム」が高分子の理解のために取りあげられていました。またNASAのサマースクールでも取りあげられていることを知りま…

大学院での講義と千石先生

勤務していた大学で4月に入学した大学院生の合同セミナーで話をしてきた。 理研の騒動以来、 「研究とは」、「実験(研究)ノートとは」という話をしている。 毎年、若くして亡くなった「千石庄一」先生の話を最後にする。 彼とはあるテレビ番組の取材と雑…

子ども・若者の参画

今この本が再評価されている? 子ども・若者の社会参画をどのようにすすめたらいいかということを 実践例をあげて評価・考察したものである。 評価はロジャー・ハート氏の「参画のはしご」をもとにおこなった。 http://www.rikkyo.ne.jp/~htanaka/01/Sankaku…

子どもに「人の役に立つ喜び」を!

子どもを「褒めない」、「人の役に立つ喜び」を教えよう。 子どはほめて育てよ、といった考えが主流になっている。僕はこの考えに賛成できない。子どもや学生を褒めたことがない。 褒めて育てると「ほめられたいからやる」とうい間違ったシグナルを植え付け…

砂糖は健康に良いか?悪いか?

砂糖を使った理科実験(カルメ焼き、べっこあめ、でんぷんから水飴、何でも飴など)でよくきかれます。 まとめてみました。

「べっこあめ」つくってみませんか。

「砂糖の化学とべっこうあめ」が6月Ⅰ日発売のRikaTan誌に掲載されました。 ホットプレートを使うと安全につくることができます。 家族で楽しみながら作ってみてください。

クラブの卒業生

今日は発明クラブを休んで、 実行委員を務める、環境関係のイベントに参加しました。 そこでクラブの卒業生(大学2年)にあった。 僕が持参した書籍を見て、 「この本、大学の授業で使っている」と。 僕が書いた本だよといったら、驚いていた。 サイン本が欲…

「怒る」と「叱る」

発明クラブでは子どもたちを「怒る」ことはしません。 「怒る」というのは、腹を立てることであり、 そこにには多少とも、相手が憎らしい、いじめてやろうという感情が入る。 自分に対する怒りを相手に向けている場合もあります。 「叱る」とは「とがめ諭す…

実験クラブ(うれしい悲鳴!)

地元の小学校にボランティアとして20年近く関わっています。 今年も実験クラブのお手伝いをすることになりました。 定員10名の募集にたいして倍以上の応募があり、20名でスタートすることになりました。(うれしい悲鳴!) 6年生は、第一希望を優先す…

子どもたちにとって「あそび」とは

子どもたちにとってあそびは、生きることのすべてといってもいいと思います。学校では先生、家庭では親にあわせて生活しなければなりませんが、あそび集団の中では、自分の意思でどんなことにでも挑戦できます。 あそびには子どもたちを人間として豊かに育て…

子どもを遊ばせてください

子どもにはできるだけたくさん遊ばせてあげてください。遊ぶことによって賢くなります。 脳の基礎は5歳までに完成し、その基礎に個性が出てくるのです。 学校教育は考える事よりも問題を解くことが優先されます。公式を教えて、たくさんパターン化させ、難…

はじめまして

はじめまして。 少年少女発明クラブの指導員です。 活動の中で感じたことを書き綴ります。 発明クラブは、 子 どもとおとなが一緒に遊ぶことのできる場です。