失敗の中から
大学院生に講義をしてきました。
最新の情報ではなく、遺伝子操作の黎明期の話。
今の実験はキットになっていて、添付書類の通り実施すれば結果が出る。
結果が出ないキットがおかしいと。。。
キットの試薬でどんなことが起こっているかイメージできない。
それで僕がキットのない頃に行った実験ノートをもとに、
試薬を調整して実験をしていた頃のはなしを2時間。
どのような反応を期待して試薬の調整したか。
一つの試薬を調整するために行った失敗例など。
最後に実験ノートの大切さを。
成功した例だけをノートに記することはしないように。
失敗の中にヒントが潜んでいる。
発明クラブの活動も同じ。
失敗の中から多くのことを学ぶ。