”そうだ!” ”やってみよう!”

少年少女発明クラブ指導員の「つぶやき」

大学院での講義と千石先生

勤務していた大学で4月に入学した大学院生の合同セミナーで話をしてきた。

理研の騒動以来、

「研究とは」、「実験(研究)ノートとは」という話をしている。

 

毎年、若くして亡くなった「千石庄一」先生の話を最後にする。

彼とはあるテレビ番組の取材と雑誌のインタビュー(インタビューと対談)で知り合った。

猫好きということ、お互い「相手に自分を見ている」ような思いがあり、親しくつきあうようになった。

「髪の毛をどこまで伸ばせるか」というかけをしたこともある。

 

先生の若者に向けたメッセージです。

自分たちがどのような存在であるかが解っていないから「ヘビはどうして足がないのに歩けるのですか」という質問をしてくる、ヘビして思えば「人間はどうして2本足で歩けるか」という質問がでる。このような質問がでるのは、人間サイドからの考え方から発しているから疑問である。

もっと客観的に自然のことを想像し、人間から離れた目で自然を見ることが必要です。

社会の問題も一緒で、日本人であると言う発想から出ていかないで、それでいいとか当たり前だとか思っている。それをとっぱらってもっと客観的に世界を見られる人間になってほしい。