”そうだ!” ”やってみよう!”

少年少女発明クラブ指導員の「つぶやき」

子どもに「人の役に立つ喜び」を!

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子どもを「褒めない」、「人の役に立つ喜び」を教えよう。

子どはほめて育てよ、といった考えが主流になっている。
僕はこの考えに賛成できない。
子どもや学生を褒めたことがない。

褒めて育てると「ほめられたいからやる」とうい間違ったシグナルを植え付ける。
言い換えれば 「ほめる人がいないからやらない」といった心をもつようになる。
やったのにほめてもらえない時に、子どもは傷つく。

子どもの自己肯定感を妨げます。

子どもには「人の役に立つ喜び」を教えて下さい。
人の役に立つ喜びを知っている子供は、人の役にたつために行動を起こします。
そのこと自体が喜びですから、見返りを求めません。

人は本来、人に役たちたいと願っています。
自分の存在を持って人の役に立つことができるのは、嬉しいことなのです。

人の役に立つ喜びを教えるのは難しいことではありません。
子どもを「いい子ね」とほめるのではなく、「ありがとう」「助かったよ」と感謝、喜びを伝えるだけでいいのです。

 大学の教員をしていたころ、ラボに子どもの頃「褒め殺し」された青年が多くかよってきます。研究を始める前に「人の役にたつ喜び」を教えていました。