”そうだ!” ”やってみよう!”

少年少女発明クラブ指導員の「つぶやき」

脳力と能力

子どもにはできるだけたくさん遊ばせてあげてください。
遊ぶことによって賢くなります。

脳の基礎は5歳までに完成し、その基礎に個性が出てくるのです。

学校教育は考える事よりも問題を解くことが優先されます。
公式を教えて、考え方をパターン化させ、難しい問題でも解けるようになるのです。
難しい問題が解けると成績も上がり、成績が上がると、自分は賢いのだと勘違いしてしまいます。
成績のよさと頭の良さはまったく別問題です。

学校の勉強とはこのような訓練の連続です。
このような訓練を続けて賢くなりません。
このような訓練を小学校一年生からいったい何年続けるのでしょうか。

5歳から18歳までは基礎の出来上がった脳に、学校の勉強だけしかしないのはどうでしょうか。
遊ばなければいけない時期に、宿題に一日の大半を使ったり、遊ぶことをせずにテスト勉強に打ち込んだり、これではよく遊べません。

遊びの中では、常にパターンが変化します。
そのパターンの変化についていける力が「脳力」です。

脳の発達する時期にパターン化した問題を解く「能力」ではなく、
生きていくために必要な「脳力」をつけましょう。能力と