”そうだ!” ”やってみよう!”

少年少女発明クラブ指導員の「つぶやき」

イライラは欠食から

朝から「イライラ」している子がクラブにいる。朝食を食べてきたのと聞くと食べてないと。大学で脳科学の研究をしていた。その経験から考えてみた。

 脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端から神経伝達物質を放出しています。
それらによって次の細胞に情報を伝えています。

 その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします(神経過敏)。 

イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。

神経伝達物質の材料となるのはアミノ酸
物質を作り出エネルギー源はブドウ糖
神経伝達物質を放出するときに働くのはカルシウム。

神経伝達物質を脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要なのビタミンB12(シアノコバラミン)が必要です。

食事にというのはお腹を満たすというだけではなく
これらの物質を補給し
集中力ややる気が高めます。